2021年12月26日

新型コロナ ~年末年始に実践したい 基本的な感染対策~

オミクロン変異ウイルスの流行拡大を懸念される中、聖路加国際病院感染管理室の坂本さんが推奨する、年末年始に実践することが勧められる基本的な感染対策を3つ紹介します。
1. ワクチン未接種の方は早めに2回接種する。
 オミクロンの病原性(重症化させる力)については、デルタに比べて低いのではないかという推測がありますが、世界保健機関(WHO)は結論を出すのは時期尚早だとしています。南アフリカからは、オミクロンに感染後、酸素投与や集中治療を要する人の多くはワクチンを未接種であるとの報告があります。オミクロンは再感染のリスクも高く(デルタの約5倍)、アメリカでオミクロンに感染後、死亡したケースは基礎疾患があり、ワクチン未接種で、過去に感染したことがある50歳代の男性でした。仮に重症化する人の「割合」が小さかったとしても、感染者が短期間で急増すれば、重症化する人の「数」は増えますし、そうなると、医療体制が再び逼迫する恐れが生じます。こうしたことを踏まえて、今後は未接種者の感染や重症化のリスクがさらに高まることを想定した準備が必要です。

2. 2回接種が完了している方は、追加接種(3回目)を受ける。
オミクロンに対する追加接種の効果は現在評価が進んでいるところですが、これまでにファイザー製の追加接種後に中和抗体価が25倍に上昇するという報告があるほか、ファイザー製を2回接種した人が3回目を接種した場合、感染・発症予防効果が76%に上昇するという報告もあります。また、モデルナ社からは、1回目と2回目で使用した量の半量(50μg)を追加接種後に、オミクロンに対する中和抗体価が37倍に増加したとのプレスリリースが出ています。感染性が極めて強いと考えられているオミクロンの拡大を防ぐ対策として、追加接種の重要性が高まっています。

3. 基本的な感染対策を継続する。
ワクチンの効果が100%ではなく、デルタやオミクロンといった感染力が強い変異ウイルスが流行していることから、以下のような基本的な感染対策の継続は必要です。
同居者以外と話をするときや、人が集まる場所に行くときには、顔にフィットする不織布マスクを着ける
混雑した場所に行かない・お互いの距離をあける
換気が悪い場所に行かない・換気を図る
体調が悪いときは休む・よくならなければ早めに受診する
症状が軽い場合でも感染力を発揮するため、いつもの体調と違うときは人と会わないようにすることや、改善しない場合は、あらかじめ電話をしたうえで、早めに医療機関を受診することが勧められます。体調不良のときに市販の検査キットで検査をすることは、厚生労働省が承認した製品を使うのであれば良いと思いますが、症状が改善しない場合は、結果が陰性であっても早めの受診が強く勧められます。
詳しく知りたい方は以下のウェブサイトを参照してください。
https://news.yahoo.co.jp/byline/sakamotofumie/20211223-00273861?fbclid=IwAR3mkrhR5E8IMoq6C8Idn2-kxarfuVmurnfcgM2QHwTAqnGDjy5W5-mraz8
posted by Kaoru at 23:15| Comment(0) | 日記
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